かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

フジテレビ社長が、SMAPの謝罪に「愛感じた」...? この空気の読めなさは何処からくるのか

●昨日で終わりにしようと思ってたのですが、早速これですよ…。

フジ社長 スマスマ“パワハラ苦情”に反論「あてはまらない」「僕は愛感じた」 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

▼なんかもう、呆れて批評する気も失せてしまう。この社長の、これまでの数々の問題発言にはもう再三辟易していたので、嫌悪感から無関心のステージへと移りつつある。こういう話題をいちいち取り上げていては暗澹たる気持ちになってしまうのだが、個人的にかなり深刻な社会問題だと思うので触れないわけにいかない。

▼日本中の国民が固唾をのんで見守った、SMAPの謝罪会見。様々な葛藤、無念、悲しみ、怒り…激しく揺れ動く感情に翻弄され、とてつもない重圧を受け、疲弊しきった表情で頭を下げる国民的アイドルの姿。

 あの沈痛な、胸を締め付けられるような会見に、フジテレビの社長が「愛感じた」…?冗談はやめていただきたい。

▼本当にそう感じたとは、できれば思いたくない。しかし、苦し紛れの釈明にしても、本当にそれで視聴者をごまかせると思っているのだろうか。公共の電波を占有し、全国民に向かって番組を放送する社のトップが、これほど空気の読めない、無神経な発言をするとは。信じ難いと同時に、非常に強い危機感を抱く。

▼視聴者は、完全になめられている。こういう驕りを看過してはいけない。麻痺してしまうことなく、しっかり抗議の意思を示さないといけない。

 一番は見ないことだろうが、徹底するのはなかなか難しい。次は、スポンサーへの抗議、不買運動が効果的だろうが、フジテレビのスポンサーを全て調べ上げて商品を回避するのはほとんど不可能だろう。しかし、私は商品を選ぶ際、できる限り、メーカーがどんな沿革・理念を有する会社なのかを意識し、それを判断材料にするようにしている。

▼最近の私は、インターネットの恩恵を受けられることに加えて時間的な制約もあり、ほとんどテレビを見なくなったが、少年時代は大好きだった。家族と一緒の夕御飯で、楽しい時間を提供してくれたテレビ。インターネットが普及したとはいえ、なんだかんだ言っていつもみんなの話題の中心となってきたテレビは、まだまだ必要不可欠な存在だ。今一度、みんなにとって有意義な番組作りに努めてもらいたいからこそ、こうやってささやかながら問題提起をさせてもらっている。

 テレビの命運は、私たち視聴者の声にかかっている。

●明日は明るい記事が書けるといいのですが。今日もお読みいただき、ありがとうございました!