かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

平成28年、3月という季節を迎えて、私が日本の四季について考えること

▼当ブログも春の装いを、ということで。ヘッダーの背景色を変更してみた。一応、新緑をイメージしている。我ながらブログが質素で、こんな地味な小細工をしていて切なくなってくるのだが、訪れてくださる読者の皆様にささやかながら季節感を楽しんでいただければ。今後も季節の移ろいに合わせて色を変えていこうと思っている。今までの冬バージョン、モノトーンも渋くてお気に入りだったのだが、次の冬までしばしお別れということで。

▼日本の四季というものはまことに尊いもので、多分海外に住んで初めてその尊さを心から実感できるのだろう。最近、気象の変化で日本の四季が崩れてきているというニュースをよく見聞きする。確かに、昔はもっと春夏秋冬がはっきりしていたと思うのだが、気のせいだろうか?

▼自分にとって四季というのは「思い出を色鮮やかに彩ってくれる」ものだ。視覚的にはもちろん、心象的にも。四季のおかげで、瞬間瞬間が、深い印象として残っていく。時には優しく淡く、時には強く鮮烈に。四季の存在が、日本の国土にどれほど自然の恩恵をもたらし、日本人の豊かな精神性の醸成にどれだけ寄与してきたか計り知れない。

 しかしどうも最近、日々の忙しさにかまけて、その崇高な四季の尊さに思いを至らせることが少なくなってしまっている。これは結構由々しきことだと思う。

▼それどころか実は、なんと嘆かわしいことに、毎年3月春の訪れを迎えると、どこか憂鬱に感じてしまう自分がいる。もうすぐまた、仕事場が新しい環境に様変わりし、慌ただしく対応していく日々が始まる。現実においては、何を感傷的に、季節の移ろいなどに浸って、うつつを抜かしている場合かって感じである。

 まあそうは言いつつも、いつも現場に出くわすとなんだかんだでそれなりに楽しみながら、思っていたほどの苦痛もなく、あっという間に過ぎ去ってしまったりするものなのだが。そうやってまた1つ歳をとっていく…(笑)

▼今年は、春の訪れにちゃんと感謝することにしよう。そして、1人でも多くの人が素敵な春を迎えられるように、自分にできることをやっていこう。

●今日もお読みいただき、ありがとうございました。