かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

週刊文春の驚くべき快進撃…今、真の報道はここにある!

▼それにしても今年は、世間に衝撃を与える大ニュースの何と多いことか。

非常に気が早いが、私が思う今年の漢字 - たまひこのブログ 

で書いた後にも、プロ野球界全体を震撼させる賭博問題、誰もが知るところの情報番組「報道ステーション」「とくダネ」のコメンテーター、ショーンKの経歴詐称問題…。表舞台で脚光を浴びる、そうそうたる有名人たちが次々と不正を暴かれ、奈落の底に突き落とされている(SMAPに関しては責任を押し付けられながら、活動を続けているが)。

▼そして驚くべきことに、それらほとんどのニュースの発端が、週刊文春のスクープである(SMAPの騒動も、文春の取材が引き金になった)。凄すぎる。元少年Aの直撃取材といい、ちょっと背筋が寒くなるくらいの凄みを感じる。権力に怯まず、組織とのしがらみに縛られることなく、勇猛果敢にタブーに切り込んでいく…これこそが社会の正義を守る、真の報道と言える。

 この快進撃を見て、ますます文春への信頼・期待が高まり、裏情報が集まりやすくなっているらしい。それはそうだろう。私も応援したくなる。今度本屋に行ったら1冊購入してみよう。ニコニコ動画チャンネルへの登録も検討している。

▼私たちは毎日毎日ニュースから情報を得ているが、その情報がどこからもたらされているかにも注意を払わなければならない。大手マスコミは、上に挙げた衝撃的な事実を文春の後追いで伝えている。もし文春という報道機関が存在していなかったらどうなっていたか。ずっと不正に気づけないまま、まぬけに応援を続けていたかもしれないのだ。

▼かつてマスコミは、麻生総理大臣を漢字が読めないなどと執拗にあげつらって、イメージを失墜させた。確かに足下を掬われる発言が多かったことは否めないが、一国の総理大臣に対してはあまりにも非礼な、低俗な、いじめのような扱いだった。その結果、あの悪夢のような民主党政権を誕生させてしまった。

 それと、消費税8%への増税。マスコミも経済評論家も異を唱えず容認すれば、世論も「仕方ないんだな」という空気に。結果、日本経済は甚大な打撃を受けて、増税の影響が明白になっている。

 それでも、ミスリードしたマスコミ・評論家は責任を追及されることなく知らん顔である。私たち国民は気づかなければならない。本当の、正しい報道をしているのはどこなのかを、常に意識して、見極めなければならない。

▼さて、こうなってくると今年の流行語は「文春」「センテンススプリング」が有力かな? いやいや、これまた流行語の選考委員に旧態依然としたマスコミ関係者がいて、昨年あからさまに政治色が濃厚な言葉が並んで物議を醸したことは記憶に新しい。自分たちを脅かす存在を流行語にするなど、到底できないだろう。

●今日もなかなか辛辣な記事になってしまいました(笑)しかし昨今のマスコミの、報道機関としてあるまじき姿には、物を言わずにいられません。真実が正しく報道される社会になることを願って…。

 今日もお読みいただき、ありがとうございました。