かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

引っ越し作業員のパワーとスピード感が尋常じゃない。人間の「身体の内から漲るかっこよさ」について。

▼ブログの方向性を早いところ定めようと考えていたが、ここまで来たらやりきってしまおうと思う。とことん、書きたいことを書き尽くしていくのだ。まだまだ自分はブログを書き慣れていないと感じる。読者の存在を原動力としながら、まずは生活の一部のように自分の思考をスムーズに文章化できるようになりたい。その上で自分ならではのブログの根幹を打ち出していければ。

▼さて、引っ越し荷物の箱詰め作業なのだが、結局一人ではとても終わらず、残りを作業員が手伝ってくれた。しかしそのパワーとスピード感には、毎度ながら圧倒され、あっけにとられてしまう。

 作業員たちは年度末で一番の繁忙期。次にも予定があるようで、私は気まずい思いをしながら急いで本を段ボールに詰め込む。これ、ちょっと重すぎるかなと心配しながら箱を送り出していくのだが、それを事も無げにひょいと2つ重ねてスタスタと持っていってしまう。「え、それふたついくの!?(笑)」いつも驚かされ、感心してしまう。

 また、箱詰めのスピードの速さといったら。あっという間に荷物が投入されたと思いきや、ズバッとガムテープ十字貼りが決まった。超速の手から繰り出された一瞬の出来事は、ドラゴンボールを彷彿とさせた。

 今までの一人作業は一体なんだったのだろう…。怠惰な生活の流れの中で、いかに緩慢であったかを嘲笑うかのように見せつけられ、覚醒させられるような思いだった。

▼自分もかつては運動部に所属してそれなりの身体能力も備えていたのだが、どうも長いあいだ運動から遠ざかり、身体がなまるにつれて心もなまっていたのではなかろうか? そんな思いをしたのは、単純に引っ越し作業員に「かっこよさ」を感じたからである。まあ、プロだから当然と言ってしまえばそれまでなのだが、職業としてだけではなく、何か人間として、鍛えられた身体の内から必然的に漲る、健全な精神というものが宿っているのを感じる。生まれもった「顔かたち」ではなく「顔つき」が違う。持ち上げ過ぎだろうか?

 でも思うに、これというのは引っ越し作業員に限ったことではない。スポーツ選手だったり、自衛隊員だったり…。やはり日頃から身体が鍛え上げられている人間というのは、そこから発生する特有のかっこよさが確かにある。今日の朝、通勤電車の中で見かけた「cheerleader」のジャージを着たおそらく女子高生も、立ち姿からして違う。充実した高校生活を送っているであろうことが容易に想像できた。

▼もちろん人間、身体だけではいけないが、頭でっかちもいけない。健全な精神は健全な身体に宿る、か。自分は走ることが好きだったので、今度ランニングシューズを購入しようと考えている。

●今日もお読みいただき、ありがとうございました。