かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

イチローが4安打の大活躍! 世界の歴史に残る野球選手の偉大さについて。

▼その打ち立てられてきた燦然と輝く記録の数々は、どれだけ称賛しても称賛しきれない。

 その偉大さは、どれだけ語っても語り尽くすことができない、世界の歴史に残る野球選手、イチロー

 もう後にも先にも、これほどの野球選手は現れないだろうと言われています。

 少年時代から野球を愛してきた私にとってもずっと憧れの存在であり、今までどれだけの夢や希望、勇気を与えられてきたことか。イチローと同じ時代に生きて、そのプレーを見ることができていることを幸せに思います。

▼マーリンズに移籍後、少しずつ衰えが見え始め、いよいよさすがのイチローも厳しくなってきたか…そんな声も囁かれるようになっていました。しかし今シーズン、またしても見事に蘇ってきました。少ない出場機会、それも結果を出すのが難しい代打起用の中で、3割を優に超える高打率をマーク。

 そしてそんななか突如巡ってきたスタメンのチャンスで、いきなり4安打の大活躍!

 すごいぞ!さすがイチロー、やっぱりイチローだ!

 イチローは今でも、少年の頃のようなワクワクを思い出させてくれる。

 苦しい状況でも、いつもいつも変わらずに努力を怠らない。そして、予想を上回るほどの結果でみんなを驚かせてくれる。最近は全盛期とは違い、苦境の中で奮闘する姿からも、新たな感動をもたらしてくれています。

▼「42歳なのに!」という声が挙がっていますが、本人は年齢のことを言われるのを嫌うようです。何歳であろうと関係ない。年齢なんかで評価されたくない。人間は努力次第で、いくらでも力を発揮できる可能性を秘めているのだから、そのプレーを見てもらいたい…そういう思いなのではないでしょうか。

 イチローの受け答えからは、孤高のプロ意識とプライドが強く伝わってきます。それ故、かつては周囲を寄せ付けないような冷徹なコメントが聞かれることもありました。しかし一方で、WBCでチームを導く存在になることが求められた頃からでしょうか。笑顔で周囲と打ち解けるなど、心から楽しんでいる姿も見られるようになりました。

 イチローの言葉には、聞き入ってしまうような独特の重みや奥行きがあります。一方で、時には思わず笑ってしまうような、奔放な楽しさもあります。他の誰とも違った、イチローその人の生き様がにじみ出ています。そんなところも多くの人の尊敬を集める魅力でしょう。

イチローは、まさに一挙手一投足を見たいと思わせてくれる、真のプロ野球選手です。一つ一つの動きが本当に美しく、芸術的ですらあります。スポーツ選手を見ていると、理に適った正しい身体の動きというものは人間の目を確かに惹き付け、魅了するものなのだということがわかりますが、イチローは間違いなくその究極に達しています。

▼これからも、イチローのプレーをもっともっと見ていきたい。応援していきたい。

 そして、私もイチローのような素敵な人間に、少しでも近づきたい。心からそう思います。