かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

昔の音楽を聞くことの良さ

▼私は音楽を聞くのが本当に好きだ。これまで結構な数のCDを購入した。学生時代のものは中古もかなり含まれるが。

▼ざっとではあるが、音楽の世界を一通りは俯瞰できて、自分が求める音楽というものがはっきりしてきた(クラシック、ジャズについてはもっと年齢を重ねてから聞ければと考えている)。なのでここしばらくはほとんどCDを購入していない。そして、音楽を聞く頻度も減ってはきている。ここのところ時間に余裕がなくなってきているし、「もう十分聞き込んだ」という気持ちもある。

▼それでも、どうも調子が出ないなーという時に、敢えて音楽を流してみることがある。すると、実に見事な具合に活力が湧いてくる。

 私が愛聴するのは、若い青春時代を共にした曲たちだ。何もかも新鮮だったみずみずしい感覚が蘇ってくる。愛おしい思い出が鮮明に浮かんでくる。

 あまり懐古に浸りすぎるのもいけないと思うが、たまにはこういう時間をもつのも有意義だと思う。

▼それにしても、90年代から2000年代にかけては、なんと素晴らしい魅力的な曲たちが輝いていたことか。それだけじゃない。60年代のビートルズは言わずもがな、70年代、80年代にしたって、もう驚きを禁じ得ない名曲たちが、盛りだくさんでひしめきあっている。世界が未来に向かって力強く発展していこうとしているパワー、その時代独特の魅惑的な空気感に満ち溢れている。

 「昔はよかった」というのは決まり文句かもしれないが、それを差し引いたって、どうも最近の音楽に物足りなさを感じる人は、私同様に多いのではないではないか? 自分の感性が鈍っているだけだろうか。

▼音楽に没頭していた時期は、毎日毎日、とある巨大音楽レビューサイトへのアクセスを繰り返し、研究に明け暮れた。そのサイトの管理人は、なんと所有CD7000枚以上(!!)とのことで、その中から厳選したCDを紹介するというものだった(現在、ミラーサイトが残っているようだが、紹介は差し控える)。

 そのサイトを参考にしながら、いろんなジャンルの音楽を聞き込んだ。私など到底及びもつかないが、自分なりに音楽というものについて広い視野をもって学び、考え、素養を深めることができた。

 いずれこのブログでも、私のお気に入りアーティスト、曲をご紹介していければと思っている。

●今日もお読みいただき、ありがとうございました。