かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

ミュージックステーションで遭遇した「BABYMETAL」の熱演…日本の音楽もまだまだ捨てたもんじゃない!?

●4月22日のミュージックステーションスピッツが登場するとあって、さすがに家にテレビを置いていない私でも視聴することとなりました。どんな手段をとったかといいますと、愛車のナビです。運転中にテレビなんて使わないよと思っていたのですが、こんな形で助けられるとは。

●さて、ミュージックステーションを視聴したのはもうかれこれ3年前のスピッツ登場時以来ではないかと思われますが、出演者が今の音楽シーンを盛り上げるそうそうたる顔ぶれで、結構に楽しむことができました。

●中でも一番目を見張ったのは「BABYMETAL」。

 その強烈なメタルサウンドは、日本でハードロック・メタルバンドの筆頭に位置づけられるであろう「B'z」をも凌駕しています。そこに、まだあどけなさの残る少女3人組の声を組み合わせるという、今まで誰も思いつかなかった斬新な試みが、海外を席巻するまでになっています。

 最近は「人間椅子」など本格的なバンドが台頭してきてはいるものの、まだまだ日本の音楽シーンにヘビーメタル文化を浸透させるまでには至っていない印象でした。しかし「BABYMETAL」の勢いは本物でしょう。果たしてこれから、どこまで成長していけるか。どこかの刹那的なお国のアーティストのように、一発屋で終わってしまうことのないように祈りながら、注目していきたいと思います。

●それにしても、きゃりーぱみゅぱみゅ然り、Perfume然り。日本という国は音楽の分野においても、異文化を巧みに取り込んで融合させる柔軟性に長けており、それを遺憾なく発揮できているなと感じた次第です。どこかのお国のように、単なるパクりでは終わらない。しっかりとオリジナリティを確立して、新たな感動を生むコンテンツとして打ち出すことができています。

 (残念ながら、最近、我が国においてもパクりで終わってしまっているであろうアーティストが目に付いてしまうことも否めませんが)

●日本の音楽の歴史が、これまでハードロック・ヘビーメタルからどれほど大きな影響を受けて成長を遂げてきたことか。BABYMETALの活躍をきっかけにハードロック・ヘビーメタルの魅力が広まり、日本の音楽文化がより一層盛り上がり、豊かに発展していくことを願っています。