かずのひとりごと

日本について、世の中について、私の生き方について、考えたことを書きます。

中国の領海侵入を報じないマスコミと、それに洗脳された人々に、国を愛する心はあるか

▼中国の領海侵入に怒りの声を上げてはみたものの、世間は拍子抜けしてしまうほど静かですね〜(笑)

 自分でも「これは戦争事態です(キリッ」なんて言って、むなしく響く感じがなんとも、疎外感すら覚える次第。テレビのニュースはもはや報道というより「煽動・誘導」でしかないので見ていないのですが、夜のトップニュースはどこも舛添都知事だったようで、中国領海侵入の件はろくに報じられなかったようです。yahooトップ画面のニューストピックでも、上の方は舛添都知事関連で、それに続いてカエルの一種 特異な交尾姿勢なんて見出しが踊っていました。そんなことより、中国の領海侵入に警鐘を鳴らす大ベストセラー、『百田尚樹/著 カエルの楽園』を取り上げろと。

▼発売から4ヶ月になろうとしていますが、この投稿を書いている今でもアマゾンの全書籍ランキングの4位に輝いており、膨大な数のレビューで絶賛されているにもかかわらず、いまだに各テレビ局、大手新聞で完全黙殺されているという異常事態。もはや日本のマスコミは、事実を公平に伝えるという報道機関としての機能も誇りも失い、腐りきっていることがよくわかります。

▼なんだか、領海のみならず、我が国の海に対する領有意識すら浸食されてきている感があります。例えばこれが自分の家の庭だったら、誰しも警戒し、臨戦態勢に入るはずなんですよね。それが自分の国の海になると、まるで当事者意識が薄れてしまう。今、世界は、国境(文化的・社会的・経済的な垣根)をなくそうという「グローバル化」の思想が凄まじい勢いで拡大しています。同時に、多くの国がその思想の限界に直面し、取り返しのつかない状況に陥り、もがき苦しむ姿を露呈しはじめています。日本人ひとりひとりが、日本という国のあり方について、テレビ・新聞による洗脳から脱却して、自分の頭で考えるということをしないと、いずれグローバル化の波に飲み込まれてしまうでしょう。

▼あーあ、なんだか私も、熱弁していてそこはかとなく徒労感が。人生短いんだし、目の前の生活を充実させて、目の前の楽しいことをぱーっとやらないと後悔するぞ? なーんて心の声が聞こえてくるのですが、それができない自分の面倒な性格が恨めしい(笑)

▼でもやっぱり、私は日本という国が本当に好きなので。他国のことを知れば知るほど、日本に生まれたことを心の底から幸せに思います。これはこの上なくありがたいことです。自分の家族を、大切な女性を、故郷を愛するように、国を愛さないと絶対に後悔すると思います。これは当たり前のことで、すべての小学生が学ぶべきことだと思うのですが、今の日本ではどこか曖昧に、疎かになってしまっている。「国を愛しています」と堂々と言うことが、どこか気恥ずかしかったり、物珍しかったり、あるいは危険な雰囲気が漂ったりもする。

 あの戦争のことが、今も多くの日本人の心に影を落としているのでしょうが、私はインターネットなどでいろいろと勉強していくうちに、どうやら「日本は悪だった」という思い込みは間違っていたらしいということがわかってきました。

 私もまだまだ、怠惰な日常の合間を縫って、勉強を始めたばかりです。外国人から、日本とはどんな国か? と聞かれて、ちゃんと説明できる自信がありません。この歳になって遅ればせながら、これから日本という国をもっともっと知りたい、もっともっと好きになりたいと思います。